
緊急事態宣言が解除されて少しずついままでの暮らしが戻ってきましたが、まだまだ油断できない状態が続いています。
「新しい生活様式」の中で、暮らしも地域経済も大きく変わっていく時代。そんな中、地方で輝き続ける飲食店はどんな取り組みをしているのでしょうか?
今回は新潟県長岡市で、新型コロナの影響下でも『独自に様々な挑戦を続け、売り上げを上げている』2つの会社を紹介させていただきます!
これらの知恵やアイデアは、これから第2波・第3波が来た時でも、すべての業種で使える「いまを生きる時代のノウハウ」が詰まっていますので、ぜひ参考にしてください!
地方都市のリアル
テレビやニュース、インターネットで調べると、新型コロナの影響下でも「売り上げを上げているお店」や「独自のアイデアで活躍しているお店」の情報が出てきます。
しかしながら、それらの中には都会だから出来ることも多く、紹介されているアプリや仕組みが『地方では使えない!』なんてこともしばしば…。
では、地方都市で輝き続けている飲食店はどんな取り組みをしているのでしょうか?
SUZUグループの取り組み
新潟県内にレストラン・カフェ・観光案内所など、7店舗を運営するSUZUグループ。
この度のコロナショックで一時的に『売り上げが7割減った』とのことですが、そこからの思考のスピードと実行力、巻き返しが半端ないです。
オーナーの鈴木将さんが定期的に活動報告とリアルな現状を公開しています。
中でも印象的なのは「コロナショックにより、入っていた予約が2020年3月時点で70%キャンセル、4月になるとほぼ100%キャンセルという状態」から、一気に舵を切り替えて【前年比、283%の売り上げ】まで成長させたという事実です。
単なるテイクアウトではなくて、その先にある工夫や仕組みなども含めて「たくさんの人に知ってもらい、みんなでコロナを乗り切りたい!」という想いから、公開しています。
株式会社 朔 の取り組み
長岡市内に和ダイニング・居酒屋・BBQ園など4店舗を展開する「株式会社 朔」。
長岡の食を全国、海外に広め「長岡」というブランドを確立していくことで生産者を守りたいという想いから、30歳で独立をして開業。レストランだけでなく食肉加工する工房も同時に経営しながら、地域活動にも精力的に関わっていらっしゃいます。
そんな株式会社 朔のオーナー 山崎武雄さんが、新型コロナの影響で今後『どのように飲食店が変容していくのか』を経営的視点から詳細に公開してくれました。
withコロナ時代の利益構造に始まり、実際に利益を出す方法、資格や免許取得の必要性について、通販導入方法についてなど…。
多角的に物事をとらえて、まるで「withコロナ時代を生き抜く飲食店の経営講座」という程の内容をすべて無料で公開しているというのがすごいです!
またこれらの活動によって「第2波にも対応できる自信がある」とまとめているところは、もはや圧巻です。今後の取り組みにも目が離せません。
オンラインレッスンにも力を入れているので、チェックしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?大変な状況下でも「ピンチをチャンス」に変えながら、前向きに生きる経営者の姿。
また、新潟県長岡市という地方都市でありながら、こういった素晴らしい取り組みをしている会社が多数あることを誇り高く思います。
これらのノウハウを参考にしながら、これからのwithコロナ時代をみんなで乗り越えていきたいですね!