学校が休校になってしまったり、オンライン授業を行うことになったりして、スマホのデータ通信量が不足している人も多いのでは?
データ通信料を追加しようとするとお金がかかってしまうため、通信制限で悩んでいる人もきっといるはずです。
そんな悩みを持つ25歳以下のみなさんに朗報が!
実は、大手携帯キャリア3社がデータ無料追加を行っているのです。
今回は、その取り組みについてご紹介しましょう。
大手携帯キャリアが発表したこと
大手携帯キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)は、新型コロナウイルスの影響を受け、25歳以下の若者向けの支援を開始しています。
その支援というのは、データ通信容量を無料で追加するというものです。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを活用したオンライン授業などを行う際に使ってもらうことが目的です。
対象となるのは、25歳以下の人です。
25歳以下であれば、学生でも社会人でもこの支援を利用できます。
データ通信料を増やす場合、通常だと1GBで1,000円かかりますが50GBまで無料になります。
KDDIとソフトバンクはスマートフォンを使ってパソコンなどほかの機器をネットに接続するテザリングが有料ですが、それも無料で使えるのです。
またKDDIでは、データ通信が無制限になるプランも用意していますが、そのプランを5月中に申し込んだ人は2,000円の割引が適用になります。
注意しなければいけないことも…

若い人は「ギガ不足」に悩む人も多いため、この支援は嬉しいと感じる人が多いでしょう。
しかし、これは今使っているプランのデータ容量を使い切らないと追加できないのです。
大容量プランのように金額が決まっている固定プランであれば問題ないのですが、段階制プランを利用している場合は要注意です。
普段はWi-Fiを使っているからといった理由で、使わないと料金が抑えられる段階制プランを使っている場合、携帯料金が高くなってしまいます。
ここでは、ドコモのギガライトを例に説明します。
ドコモのギガライトは、携帯料金がデータ通信量によって2,980円~5,980円の間で変動するというプランです。
データ通信量が3GB未満だった場合は3,980円で利用できます。
しかし、50GBを追加したいと思った場合、このプランの最大容量である7GBを使わなければいけません。
7GB使うと料金は、5,980円になってしまうのです。
そのため、普段よりも支払い料金が高くなってしまいます。
この支援は25歳以下の若者にとってとても魅力的な支援です。
注意点もしっかりと把握し、有効活用してみてはいかがでしょうか?